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【実験】ゴキブリはエアコンの排水ホース(90°)から侵入できるのか?

投稿日:2019/12/23

ドレンホースから侵入しようとするゴキブリ

「ゴキブリはドレンホース(エアコンの排水ホース)から侵入することはあるのか?」。今回はその可能性を確かめるため、ゴキブリとドレンホースを用意して、検証してみました。ゴキラボ編集部の知恵を総動員した実験用具にも注目!

ドレンホース(エアコンの排水ホース)とは?

エアコンのドレンホース

室内機のドレンパンに溜まった水を、家の外に流すホースのことです。基本的にドレンホースの先端(水の出口)は、むき出しの状態で屋外に放置されています。

ドレンホースがゴキブリの侵入経路になる可能性

家の中で見かけるゴキブリは、屋外から侵入してきたものがほとんどです。わずかな隙間を見つけて、彼らは家に入ろうとします。ですので、小型のゴキブリや幼虫が、ドレンホースの穴を通じて侵入してくる可能性は高いと考えられるのです。

ゴキブリの侵入経路について詳しくは⇒『【専門家監修】ゴキブリはどこから入る?5つの侵入経路と防止対策』

【動画】ゴキブリは内径15mmの筒に侵入できる

一般的なドレンホースの太さは14~16mm。いっぽう、ゴキブリは成虫でも幅は15mm程度です。いくら隙間を好むゴキブリでも、これは厳しいかもしれない…。ということで、まずは内径15mmの筒に、クロゴキブリの幼虫が侵入するのかどうかをテストしてみることにしました。 その結果はいかに!?

  • ゴキブリの幼虫が筒に侵入する様子(クリックで動画を表示)

結果はご覧の通り、ゴキブリはなんなく筒に侵入できています。方向転換をするときも、窮屈そうなそぶりは一切していません。
「小さい幼虫だから入れたんでしょ?」と思われるかもしれませんが、実はこの後に、もう一回り大きいゴキブリも簡単に侵入できていました。
さすがに方向転換は難しそうでしたが、筒に入ることには抵抗がないようです。

幅約10mmのゴキブリの幼虫が筒に侵入!
テストは無事成功! ということで、さっそく本番の実験にとりかかります!

【動画】実験に使う装置を作る

実験には、2つの瓶をドレンホースで繋いだ装置を使います。完成イメージはこちら。

エアコンの室外機と室内機を再現した実験装置

実験に使うもの
  • クロゴキブリの幼虫(幅約10mm)
  • ドレンホース(長さ約50cm)
  • 瓶(2個)

そのほか、餌や水など。

設計図ができたところで、さっそく作っていきましょう!

実験装置を作る様子はこちら!

こうして完成したのが、この装置

エアコンの室内機と室外機を再現した装置

スタート用の瓶にはゴキブリを入れ、ゴール用の瓶には餌と水を用意。室内機と室外機の高低差を再現するため、スタート地点よりゴール地点の位置を高く設定しています。
本来のドレンホースはもっと長さがありますが、今回の実験目的は

1.ゴキブリがドレンホースに侵入するのか?
2.ドレンホースを上るかどうか

この理由から、ドレンホースの長さは短く、ゴール地点には餌を用意しています。

また、室内機(ドレンパン)の構造を再現するために、ゴール地点のドレンホースには筒をさして、先細りにするといった工夫もしました。

【動画】実験スタート!

実験準備が整ったところで、さっそく実験スタート! 編集部メンバー全員で見守ります。

ゴキブリがドレンホースに侵入!

セットしてから、約30分経過。ついにゴキブリに動きが!

  • ドレンホース実験/前半(クリックで動画を表示)

なんと、ドレンホースにゴキブリが入っていくではありませんか! こんなに簡単に侵入できるのか…と、編集部メンバーも驚きの表情を隠せませんでした。
このまま、ゴキブリはゴール地点までたどり着けてしまうのでしょうか。

約12時間、ドレンホースの中で滞在

ドレンホースに侵入するまでは、思いのほか時間はかかりませんでした。しかし、そのあと全く姿を見せなくなってしまったゴキブリ。気が付けば、約12時間も経過していました。このまま、ドレンホースの中で生活するつもりなのか。編集部内に、不穏な空気が流れます…。

エアコンの室内機と室外機を再現した装置。ドレンホースの中にゴキブリが滞在している

約90°のドレンホースを上りきる!

  • ドレンホース実験/後半(クリックで動画を表示)

ドレンホースに侵入してから約12時間が経過。ついにゴキブリが、ゴール地点に姿を見せました! 時間はかかりましたが、角度約90°のドレンホースを上るということが証明できました。
その後、ゴキブリは何度もスタート地点とゴール地点を行ったり来たりしながら、過ごしていました。ちなみに、ゴール地点では、20分ほど餌と水を堪能(?)していましたよ!

エアコンからゴキブリが出る可能性はある

ゴキブリの幼虫は、ドレンホースに侵入し、上へと上ることがわかりました。この結果より、ゴキブリがエアコン内に侵入する可能性はあると考えられます。
「エアコンからゴキブリが出た!」とならないためにも、早目の対策が必要です。

今すぐできる!ストッキングでゴキブリ対策

ドレンホースのゴキブリ対策のひとつに、ネットやストッキングを被せるという方法があります。ストッキングの先を15cmほどカットし、ドレンホースの先端に被せて、針金もしくは輪ゴムでとめるだけです。

1.ストッキングを用意する
ゴキブリ対策に使うストッキング
2.約15cm残してカット
ストッキングをゴキブリ対策に使うためにハサミで切った様子
3.ドレンホースの先に、針金で固定する
短くきったストッキングを被せ、針金で固定したドレンホース

これで、ドレンホースのゴキブリ対策は完了です!

ゴキブリを使って効果を検証!

薄いストッキングだけでは不安な方もいるかもしれませんね。そこで、ゴキラボ編集部は、餌を入れた筒にストッキングを付けて、ゴキブリの成虫に与えてみました。
はたしてゴキブリはストッキングを破り、餌を食べることができるのでしょうか!?

検証の様子

48時間以上放置した結果は“破らない”でした。
おそらく、ストッキングの先を“たるませていた”ことで、生地が伸縮性を発揮し、食い破りにくくなったからだと考えられます。
実は、この検証の前に、不織布をピンとはった筒を投入し、観察していたことがあります。その際、彼らは不織布を簡単に食い破っていたため、今回はストッキングをたるませてセットしてみたのです。

  • ゴキブリが不織布を食い破る様子(クリックで動画を表示)

ストッキングも下記写真のようにピンっとはれば、食い破られるのかもしれません。

ストッキングをピンッとはったドレンホース

しかし、“たるみをもたす”ことで、食い破りづらくはなります。さらに、防虫アイテムを併用すれば、より侵入を遠ざけることができるかもしれません。

まとめ

今回は、「ドレンホースからGは侵入するのか?」ということを検証してきました。その結果、ゴキブリはドレンホースに侵入できること、簡単に上がれることがわかりました。
ただし、これはあくまでも実験にすぎません。ドレンホースの長さや室内機の構造など、実際のものとは異なる点があります。室内機内部にも、ゴキブリの餌になるものは水だけだと思いますし、今回の実験とは状況が違うはずです。
しかし、実験の結果から、可能性は0ではないと思われます。ストッキングや防虫アイテムを活用して、「侵入しづらい環境づくり」をすることで、ゴキブリと遭遇する機会を少しでも減らしていきましょう!

取材メモ

実験後、ドレンホースから出てこなかったゴキブリを救出するため、水を流し込んで回収することに。「お、出てきた!」と水槽をのぞくと、そこには泳ぐゴキブリ! 初めてみる“ゴキ泳ぎ”に、ゴキラボ編集部一同、感激しました。

ゴキブリが泳げる理由についてはこちら⇒❓ゴキブリQ&A・飛ぶ?泳げる?なぜ速い?沖縄のGは大きい?
実際にゴキブリが泳ぐ様子をみたい方はこちら⇒『【実験】飛ぶ?泳ぐ?酔っぱらう?ゴキブリの身体能力をアース製薬・研究所で検証』

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