徹底取材🎤ダスキンのゴキブリ駆除サービス「ターミニックス」

投稿日: 2019/8/5

業務用冷蔵庫にベイト剤を設置している様子

掃除用品のレンタルから家事代行まで、さまざまな暮らしのサービスを提供しているダスキン。その部門のひとつに、ゴキブリ、トコジラミ、白アリやネズミといった害虫・害獣駆除と総合衛生管理を専門的に行う「ターミニックス」があります。30年以上の実績をもち、全国に550以上の加盟店を構えるプロ集団です。
今回は、「ターミニックス」の技術指導している岡井俊一郎さん(訪販グループ運営本部カレッジ教育研修室)に、飲食店で行っている駆除・予防サービスや、家庭で使える対策のコツなどをお伺いしてきました。

  1. ダスキン「ターミニックス」のトレーナーさんに取材!
  2. ダスキン「ターミニックス」とは?
  3. ダスキンの研修センターで「ターミニックス」の作業風景を再現!
  4. 薬剤だけに頼らないゴキブリ駆除とは?
    1. ゴキブリの活動時間を表す「75:25の法則」
    2. ゴキブリは種類によって生息場所が違う
    3. チャバネゴキブリは冷蔵庫のモーターが好き!?
    4. チャバネゴキブリは段ボールと一緒にやってくる
    5. クロゴキブリはベニヤ板とコンクリートを好む
    6. クロゴキブリは下水道から登ってくる
  5. ベイト剤(毒餌剤)とトラップでゴキブリを撃退
    1. 生息場所にベイト剤(毒餌剤)を設置
    2. トラップを仕掛けて生息確認
  6. 「ターミニックス」のサポートをチェック!
    1. レポートで衛生管理状況を報告
    2. 衛生管理についての相談にも応える
  7. 「ターミニックス」の費用や回数
    1. 「ターミニックス」の標準料金
    2. 10万円分の無償サポート
  8. ゴキブリがまねく経済的損失
  9. まとめ

ダスキン「ターミニックス」のトレーナーさんに取材!

「あっ、ゴキブリ!」という声がホールから聞こえてくる状況は、飲食店にとって致命的。お客さんの足が遠のくだけでなく、「ゴキブリが出る店では働きたくない」と辞めてしまう従業員も最近では増えているそう……。しかし、駆除業者にお願いするにしても、費用や効果が心配、さらに薬剤で食器が汚れてしまうのでは、といった不安な方も多いはず。

そんな心配や不安を解消すべく、ゴキラボ編集部は、大阪府にあるダスキンの研修センターにお邪魔して取材をさせていただきました。害虫駆除・総合衛生管理サービス「ターミニックス」が飲食店や家庭向けに提供している、ゴキブリ駆除サービスを徹底紹介します。

株式会社ダスキン 訪販グループ運営本部カレッジ教育研修室の岡井俊一郎さんのポートレート

取材協力:株式会社ダスキン 訪販グループ運営本部カレッジ教育研修室 岡井俊一郎さん

「ターミニックス」の技術を、加盟店のオーナーさんに指導されている岡井俊一郎さん。「現場に長く携わっていると、お店に入った瞬間、匂いでゴキブリの有無がわかるようになるんですよ」と、ベテランならではのエピソードをお持ちです。今回は、「ターミニックス」のことはもちろん、飲食店のゴキブリ生息スポットや、家庭でも使えるゴキブリ対策知識などを聞かせていただきました。

ダスキン「ターミニックス」とは?

害虫・害獣駆除を行っている業者は数多くありますが、会社によって手法はさまざまです。掃除のプロがそろうダスキンでは、どのような駆除サービスを提供しているのでしょうか。まずは「ターミニックス」の概要についてお伺いしてみました。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

ダスキンの「ターミニックス」は、1977年にアメリカ合衆国で最大規模を誇る害虫駆除会社「ターミニックス社」と提携して始まったサービスです。駆除対象となる昆虫の生態調査、定期的な点検、薬剤などを組み合わせて、長いスパンで害虫の管理をしていく、IPM(Integrated Pest Management=総合的有害生物管理)にのっとった駆除サービスを行っています。最近では、厨房のどこにゴキブリが潜んでいるか学べるゲームも展開しているんですよ。

IPMについて詳しくは⇒『🍴飲食店用・チャバネゴキブリ対策ガイド!駆除業者依頼前にやる4つのこと』

―――ゴキラボでもIPMに基づいた駆除を推奨しています。実際はどのような施工を行っているのでしょうか。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

ゴキブリの生息場所を特定して、そこにベイト剤を設置するというのが基本です。さらに、4週間に1回、契約店さんにスタッフがお伺いし、新たにゴキブリが発生していないか、侵入してきていないかなど、点検をしながら“ゴキブリがいない状態”を継続していきます。

―――なるほど。薬剤を大量に散布して、一気にゴキブリを駆除するということではないんですね。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

当時は、ミスト状の液剤を散布して、ゴキブリを一気に駆除する方法が主流でした。しかし、「ターミニックス社」は、最初から薬剤を生息場所だけに散布するC&C(クラック&クレバス)処理を採用していたんです。私たちもそれに倣って、薬剤の使用方法を変更しました。また定期点検も、「ターミニックス社」と提携してからスタートしたサービスで、当時の日本ではまだ珍しかったと思います。

「ターミニックス社」と提携する前から、ダスキンは「サプコ」という害虫駆除サービスを展開していました。ただ、現在のように定期的にお店へ訪問して点検を行うのではなく、年に2回、駆除を行うだけだったそうです。年に2回というのは、当時の法律で定められていた回数でしたが、現在は定期的に点検をしなければいけないという法律に変わっています。

ダスキンの研修センターで「ターミニックス」の作業風景を再現!

IPMにのっとったゴキブリ駆除を行っている「ターミニックス」。その作業風景を見てみたい! とリクエストをしたところ、ダスキンさんの研修センターで再現いただけることになりました。作業の様子はもちろん、生息場所の探し方から、薬剤の散布方法まで、飲食店だけでなくご家庭でも参考になる情報とともにご紹介します。

  • ダスキンの研修センターをご紹介!

ダスキンの研修センターでは、「ターミニックス」のほか、ハウスクリーニング、家事代行サービス、庭木のお手入れ、ホームリペアの研修が実施されています。今回は、ゴキブリ駆除サービスの研修で使用されている、食堂の厨房と、居酒屋さんを再現した研修施設のブースを撮影させていただきました。

ダスキンの研修センターの食堂の厨房
研修センターの食堂の厨房。こちらは実際にキッチンとして使われているそうです。

ダスキンの研修センターにある居酒屋さんのカウンターを再現した研修施設
居酒屋さんを再現した研修施設のBブース。

ダスキンの研修センターにある居酒屋さんの座敷席を再現した研修施設
居酒屋さんの座敷席を再現したBブース。

ダスキンの研修センターにある居酒屋さんの厨房を再現した研修施設
居酒屋さんの厨房を再現したBブース。

薬剤だけに頼らないゴキブリ駆除とは?

IPMに基づいたゴキブリ駆除は、ゴキブリの生態や習性を把握することがポイントとなります。ここでは、まずゴキブリについての知識を確認していきましょう。

ゴキブリの活動時間を表す「75:25の法則」

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

ゴキブリには75:25の法則というのがあるのはご存知でしょうか。この数値は、彼らが1日のうち、4分の3は物陰に隠れていることを表しています。私たちが遭遇するのは、このわずかな時間に住処から出てきたゴキブリだけなのです。1匹見かけたらなん十匹もいるというのは、決して言い過ぎではないんですよ。

―――ゴキブリを発見したときには、時すでに遅しというわけなのですね。飲食店でチャバネゴキブリを見かけたことがあるのですが、この法則に当てはめると恐ろしい状況になっていそうです。

ゴキブリが活動するのは、お店が閉店し、人の気配がなくなった時間帯。なので、普段見かけることはまずないと考えていいです。そんなゴキブリが、営業中に客席で見つかるというのは、もう手に負えないぐらい繁殖してしまっていると判断したほうがいいでしょう。

ゴキブリは種類によって生息場所が違う

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

「ターミニックス」では最初、ゴキブリの生息場所を調査します。実はゴキブリは、種類によって侵入経路や生息場所が多少違ってくるんですよ。今回は、飲食店に多いチャバネゴキブリと、家庭でよく見かけるクロゴキブリについてお話したいと思います。

チャバネゴキブリは冷蔵庫のモーターが好き!?

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

まずは飲食店に多いチャバネゴキブリから。ゴキブリの生息場所にそろっている4大要素といえば、“水・温度・隠れ家・食べ物”です。例えば厨房だと、水はもちろん、隠れ家になる隙間、さらに食べ物も落ちていますよね。そうすると、場所を特定するための鍵となるのが温度です。厨房内で、とくに温度が高い冷蔵庫のモーターや炊飯器などが候補にあがります。

ダスキンの研修センターの厨房にある業務用冷蔵庫のモーターの扉を開けている様子
研修センターにある食堂の業務用冷蔵庫のモーターをチェック。

ダスキンの研修センターの厨房にある業務用冷蔵庫の電熱線がある場所の扉を開けている様子
業務用冷蔵庫の電熱線もチャバネゴキブリが好む場所です。

―――どちらも家庭の台所にありますね。ということは、ゴキブリの住処になっている可能性が!? ゾッとします。

家庭用冷蔵庫の写真
家庭用冷蔵庫の裏面や下は、暖かく狭いので生息場所になりやすいです。

触覚が触れるような狭い空間や角を好むチャバネゴキブリ。段ボールの中芯、壁に貼られたメニューやカレンダーの間、ビールケースの裏なども要注意スポットだそうです。また、ローチスポットと呼ばれる、ゴキブリのフンが密集している場所の周辺は、住処になっている可能性が。見つけたら早急に、駆除しましょう! ちなみに、岡井さんは、飲食店に何年もはりっぱなしのメニューがあると、壁との間にチャバネゴキブリがいないか確かめるという職業病があるそうです。

チャバネゴキブリの生息場所

チャバネゴキブリの生息場所を示した厨房のイラスト

チャバネゴキブリの生息場所を写真で確認!

チャバネゴキブリは段ボールと一緒にやってくる

段ボール
岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

チャバネゴキブリの行動範囲は狭いので、何らかの理由で外から運ばれてきた個体が、店内で繁殖してしまうケースが考えられます。例えば、段ボールに入った食材や、ビールケースなどにくっついて、彼らがお店に入ってくることはよくあるんです。飲食店さんは、毎日のように仕入れで荷物が運ばれてくるので、対策意識を高く持っておいた方がいいかもしれませんね。また、いったん駆除しても、繫殖力がとても強いので、生き残りがいるとまた増えてしまいます。ですので、定期点検が重要になってくるんです。

―――外から持ち込まれた段ボールなどは、必ずチャバネゴキブリの有無をチェックしないと! これは、家庭でも使える対策方法ですね。

北海道にはゴキブリがいないと言われていましたが、全国的な食材流通網の発達とともにチャバネゴキブリも北国へ渡りました。しかし、「ターミニックス」北海道地域本部の情報によると、現地の人は彼らをゴキブリとして認識していないケースがあるそうです。コオロギに似ているので、ゴキブリには見えないのかもしれませんね。

クロゴキブリはベニヤ板とコンクリートを好む

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

クロゴキブリは、ベニヤ板やコンクリートのブロックを使っている場所に生息している場合が多いです。飲食店の場合だと、カウンター席の内部で繁殖していたこともあります。あと、食洗機やシンク、洗面所などの下にある排水管の周辺。排水管と床材の間に隙間があったら、要注意ですよ。

―――クロゴキブリは素材の違いがわかるのでしょうか。実は編集部で飼育しているクロゴキブリの幼虫も、割りばしを住処にしているんです。ちなみに、ベニヤ板は家具にもよく使われている素材ですよね。クロゴキブリの生息場所に適しているなんて、怖い!

ダスキンの研修センターの居酒屋さんを再現したブースにあるカウンター席

ダスキンの研修センターの居酒屋さんを再現したブースにあるカウンター席の内部を見えるように一部の板を切り取った様子
空洞になったカウンター席の内部。

クロゴキブリの生息場所は、

  • ・ベニヤ板やコンクリートブロックを使っている場所
  • ・排水管の周辺

など、家庭でも身近な場所ばかりです。

クロゴキブリは下水道から登ってくる

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

彼らの侵入経路は下水道です。現在の下水道は、飲食店や家庭で使われたお湯が排水として流れています。お湯のおかげで下水道の中は1年中暖かく、彼らにとっては居心地がいいんでしょうね。しかも、上に登るという習性があるクロゴキブリは、排水管をスルスルと登ります。そして、床と排水管の隙間から、飲食店の厨房に侵入してくることもあるんです。

―――お湯が原因になっているなんて、驚きです。ゴキブリは冬になると見かけなくなるけれど、下水道に潜んでいるんですね。

クロゴキブリの侵入経路

ダスキンの研修センターの食堂の厨房にある排水を流す場所
厨房の排水が流れる場所。

ダスキンの研修センターの食堂の厨房にある排水管
厨房の排水管と床材の隙間。

ダスキンの研修センターの食堂の厨房にある手洗い場
長期間水を流していない手洗い場も侵入経路になります。

ダスキンの研修センターのにある家庭用の台所を再現したブースで排水管を確認している様子
家庭の台所の排水管と床材の隙間。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

下水道のところまでは、私たちは対応するのは難しいです。ですので、できる対策としては、排水管と床の隙間をパテで埋めるという方法になります。

ダスキンの研修センターのにある家庭用の洗面所を再現したブースで排水管を確認している様子
パテで床との隙間を埋めた洗面所の排水管。

ちなみに、クロゴキブリが出やすい飲食店のロケーションは、ロードサイドやビルの1階に店舗を構えているところ、住宅地に近いところだそうです。また、上に登るという習性があるクロゴキブリは、マンションやアパートの高層階にも、排水管などをつたって侵入します。どうやら「うちは5階だから大丈夫」というわけにはいかないようですね……。

―――クロゴキブリがお店に侵入してしまった場合、チャバネゴキブリのように数が増えてしまうのでしょうか。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

クロゴキブリのライフサイクルは一世代が1~3年と、チャバネゴキブリの一世代約3カ月に比べて周期が長いので、チャバネゴキブリほど数は増えません。ただ、外部から侵入してくることがあるので、定期的な点検はしたほうがいいですね。

ベイト剤(毒餌剤)とトラップでゴキブリを撃退

ゴキブリの生息場所が特定できたら、薬剤やトラップを設置する作業にはいります。プロが使う道具は、私たちが使っているものと何が違うのでしょうか。さっそくチェックしていきましょう。

生息場所にベイト剤(毒餌剤)を設置

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

飲食店のゴキブリ駆除に使うのは、業務用のベイト剤です。ベイトガンという専用の道具を使って、生息場所に設置します。また、私たちが使うのは、すぐに効果がでる薬剤ではなく、遅効性のものです。それを食べた個体が巣に戻り、仲間とグルーミングをしたり、餌を分け与えるために口移しをしたりすることで、連鎖的にやっつけられます。

―――ベイト剤だと、食器や調理器具を汚さないので、飲食店は助かりますね。匂いも1cmぐらいまで鼻を近づけないとわからない程度です。

ダスキン ターミニックスで使用している業務用ベイト剤
ベイト剤。粘着性があり、乾くと固まります。

業務用のベイト剤はゴキブリの食べ飽きにも対応できるように、何種類か使い分けるそうです。また、チャバネゴキブリとクロゴキブリでは成虫の大きさが異なるので、設置する量を変えているという、プロならではの工夫もされています。

ベイト剤を業務用冷蔵庫のモーター部分に設置している様子
業務用冷蔵庫のモーター部分にベイトを設置する様子。

ベイト剤を業務用冷蔵庫の扉のパッキンに設置している様子
業務用冷蔵庫のパッキンにベイトを設置する様子。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

ケースバイケースですが、粉剤や液剤を使うこともあります。例えばカウンターの内部は、ベイト剤だけでは不十分なので、ドリルで穴をあけて薬剤を散布していくんです。また、初回サービス時には、ゴキブリの個体や死骸、卵、フンをバキュームで吸い上げる「バキューミング」を行う時もあります。

―――「バキューミング」の様子は1度見てみたいですね。衝撃的な写真が撮影できそうです。

トラップを仕掛けて生息確認

作業のラストは、調査トラップを仕掛けてゴキブリの生息確認を行います。定期点検時には、捕まったゴキブリの性別や捕獲数をチェックしながら、薬剤の量や設置場所を調整したりするそうです。

ダスキン ターミニックスで使用しているトラップ(捕獲器)
調査に使用する調査トラップ。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

4週間に1回、設置した調査トラップを確認します。この時、ちゃんとゴキブリが集まりやすい場所に仕掛けているかが重要です。もし、ポイントが違っていて、ゴキブリが捕まらなかった場合、「ここにゴキブリはいない」という間違った判断をしてしまいます。そうならないためにも、生息場所を的確に探すというのは、駆除業者の腕の見せ所でもありますね。なんせ、使う薬剤や道具は他社さんと同じものですから。

―――確かに、ただ薬剤を散布するだけなら、素人でもできますもんね。知識と経験をもった業者さんを見極めないと、正確なゴキブリ駆除はできないということですね。ちなみに、調査トラップは何個ぐらい仕掛けるのでしょうか。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

お店の広さにもよりますが、50㎡ほどの店舗で、10~15個は設置します。あとは状況によって、という感じです。

薬剤の量を調整するときは、ゴキブリの総捕獲数、設置トラップの数、設置日数で割り出した、ゴキブリ指数を参考にするそうです。また、チャバネゴキブリはオスとメスで行動範囲が異なるため、捕獲した個体の性別を尻尾の形でチェックします。オスは行動範囲が広いので、捕まった場所以外も調査が必要、メスは行動範囲が狭いので、捕まった場所を中心にベイト剤を仕掛ける、といった方法で駆除するそうです。

「ターミニックス」のサポートをチェック!

徹底した調査とベイト剤でゴキブリ駆除を行う「ターミニックス」。そのほかにも、ゴキブリを寄せ付けないためのアフターサポートや、もしもの時のフォローなども充実しています。どんな内容なのか、さっそくチェックしていきましょう!

レポートで衛生管理状況を報告

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

契約店さんには、定期点検が終わったら「サニテーションレポート」をお渡ししています。サービスの内容や、お店の衛生状況などを記載した作業報告書です。例えばスタッフさんに、冷蔵庫の下にゴミが落ちていないか、自販機の下は汚れていないか、といった内容の問診をして、具体的にどこがダメなのかをお伝えしています。場合によっては、その場で調理台の下に食材が落ちていないか、特製の道具でチェックするんですよ。食材があると、せっかく設置したベイト剤をゴキブリが食べてくれないですからね。

―――口で言うよりも、実際に見てもらった方が効果があるということですね。目で見ると印象に残るので、ちゃんと掃除しなきゃって気持ちになります。

ダスキン ターミニックスで使用している特製の道具で隙間に落ちているゴミがないかチェックしている様子
T字型の道具を使い、冷蔵庫の下からゴミをかき出している様子。

「ターミニックス」独自のサービス「サニテーションレポート」は、サービスを利用されている飲食店のフランチャイズチェーン加盟店の衛生担当者や管理責任者からも評価されています。レポートを見れば、お店に足を運ばなくても、全店の衛生状況を一括管理できるというのが、理由だそうです。

衛生管理についての相談にも応える

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

初回は調査があるので別ですが、2回目以降の定期点検時間はそんなにかかりません。また、お店の休憩時間に、訪問先のオーナーさんやスタッフさんに問診したり、衛生環境についての相談を聞いたりもしています。「ターミニックス」は地域密着型のサービスなので、コミュニケーションをとりながら信頼関係を築いていくのも大切なんです。

―――衛生環境のことを相談できるというのは、地域密着型のサービスならではですね。実は、私の家が食品加工業をしていて、衛生管理のことを気にしていたので、そういった存在の有難さがよく分かります。

「ターミニックス」の費用や回数

ゴキブリの駆除を業者にお願いしたいけど、費用が心配という方は多いはず。調査から定期点検まで、すべての管理を任せられる「ターミニックス」の料金プランを見ていきましょう。

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

事業用の定期契約だと、初年度は定期点検料のほかに初回サービス料が含まれるので年間81,000円~(税込、50m²まで)、2年目以降は年間70,200円~(税込、50m²まで)です。初回サービス料には、ゴキブリの生息場所や繁殖状況の調査のほか、個体やフン、卵鞘などをバキュームで吸い取る作業も含まれています。

「ターミニックス」の標準料金

50m²(約15坪まで) 80m²(約25坪まで)
初回標準料金 16,200円~ 22,680円~
定期点検標準料金
(2回目以降)
5,400円~ 7,560円~

※表示料金は、消費税率8%を含む総額表示です。
※消費税率が改定された場合は、改定後の税率を適用させていただきます。

50m²(約15坪まで) 80m²(約25坪まで)
初回標準料金 16,200円~ 22,680円~
定期点検標準料金
(2回目以降)
5,400円~ 7,560円~

※表示料金は、消費税率8%を含む総額表示です。
※消費税率が改定された場合は、改定後の税率を適用させていただきます。

10万円分の無償サポート

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

定期契約には、ダスキンのサービスや商品を提供する復旧サポートが無償で付いてきます。定期サービスをご利用していただいているお客様の事務所が火災など、万が一の被害に遭われた際に、ご加入の火災保険とは別に、清掃・除菌などのダスキンサービスや商品で最大10万円(税込)相当まで復旧をサポートするサービスです。

―――復旧サポートが付帯しているゴキブリ駆除というのは、初めて伺いました。料金は、相場よりも少し高めだと感じたのですが、そういったサポートが付いてくるのはありがたいですね。

定期契約に付帯する復旧サポートは、掃除のプロがそろうダスキンならではの補償サービスです。例えば、ボヤのススや匂いを除去したり、食中毒の再発防止のために消毒や菌検査を実施したり、さまざまなシーンでお店を助けてくれます。

ゴキブリがまねく経済的損失

岡井俊一郎さん

岡井俊一郎さん

実は、ゴキブリが原因で経済的に損失を出すケースがあるんです。例えば、チャバネゴキブリは、電子レンジのメーター、電話機、冷蔵庫のモーターといった電気機器の中に好んで生息します。ところが、彼らは繫殖力が高いので、中で卵を産んでふ化してしまうことがあるんです。そうすると、電気機器は故障してしまうため、お店は経済的損失を被ってしまいます。

―――業務用の冷蔵庫や電子レンジは高価なものが多いので、ダメージは大きいですね。しかも、状況によっては営業停止になるおそれもあります。

SNSが普及した現代では、「ゴキブリが出る店」という情報の拡散は一瞬です。そうなった場合、お客さんが減少するだけではなく、そんな店では働きたくないと、従業員離れを引き起こす可能性すらあるのです。そうならないためにも、早目の駆除や対策が重要になってきます。

まとめ

ダスキンの「ターミニックス」は、調査とレスケミカル、そして定期点検を軸にしたゴキブリ駆除サービスです。そのノウハウのなかには、飲食店はもちろん、家庭でも使える知識やコツがたくさんありました。

・ゴキブリの活動時間は1日約6時間

⇒普段見かけることのないゴキブリを1匹でも発見したら、なん十匹も潜んでいる場合がある

・チャバネゴキブリは暖かく、狭い場所に生息する

⇒電気機器のモーター部分、隙間、段ボール、ビールケースの裏などに潜んでいるかも!?

・チャバネゴキブリは仕入れや搬入で侵入する

⇒外から持ち込んだ段ボールや植木などには、ゴキブリが付いている可能性が!?

・クロゴキブリはベニヤ板やコンクリートに好んで潜む

⇒該当する素材で作られた家具や棚などに潜んでいる場合がある

・クロゴキブリは下水道が侵入経路になっている

⇒排水管と床の隙間から侵入する可能性がある

ゴキブリ対策には、ベイト剤(毒餌剤)を生息場所に設置しておくのが効果的です。また、排水管と床の隙間はパテで埋めておきましょう。ゴキブリ駆除のプロフェッショナルに聞いた対策方法を、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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