ゴキブリ愛に感激!昆虫トークイベントに参加してきました!

投稿日: 2019/3/29

ゴキブリ情報には常にアンテナを張っているゴキラボ編集部。今回、ゴキラボがお世話になっているゴキブリスト・柳澤静磨さんがトークイベント「昆虫の話をしよう。vol.1」に出演することを知り、早々にチケットを予約! ゴキブリをはじめ、さまざまな昆虫のスペシャリストたちが集結するということで、編集部総出(女子4人)で参加してきました!(2019年3月26日開催/場所:阿佐ヶ谷LoftA)


昆虫のスペシャリストと珍しいゴキブリが集結!


(写真左から)司会の村民代表南川さん。昆虫のスペシャリストとして、いくさばらとれはさん、柳澤静磨さん、川北和倫さん、長畑直和さんが登壇されました。

「昆虫の話をしよう。vol.1」は、昆虫のスペシャリストが集うトークイベント。それぞれがプレゼンターとなり、昆虫の魅力を熱く語ります。

第一回の出演者はこの方々でした!

  • いくさばらとれはさん(平成最後の昆虫浪人・「昆虫の話をしよう。」主催)
  • 川北和倫さん(蛾類学会・蛾色灯)
  • 長畑直和(昆虫王・TVチャンピオン選手権(テレビ東京)で初代昆虫王に君臨)
  • 柳澤静磨さん(竜洋昆虫自然観察公園スタッフ・「ゴキブリ展G」担当者・ゴキブリスト)

柳澤さんにご協力いただいた記事はこちら⇒『Gの魅力にドキッ!?「ゴキブリ展G」に行ってきました!』
『2/2より開催!「ゴキブリ展G」―ゴキブリの知られざる魅力にハマる!かも』


ステージ前に展示されていたゴキブリとカブトムシたち。ゴキブリはすべて柳澤さんが飼育している子たちです。

会場に到着するやいなや、渡される昆虫メニュー表。さらに、出演者が登壇するはずのステージには、見たことのないゴキブリが入ったケースがズラリ!
そして周りを見渡すと、昆虫柄のシャツを着ている人や、昆虫グッズを身に着けた人が続々と集結しているではありませんか! 始まる前から濃厚な昆虫愛の洗礼を受け、少し戸惑いながらも着席し、いよいよトークイベントスタートです!

最初にマイクを握ったのは、いくさばらとれはさん。イベントで販売する昆虫スイーツを作った時のエピソードや、大東島へ行った時の話しなどで、会場の空気を温めてくださいました。とれはさん手作りの昆虫スイーツは、後ほど試食させていただきます!

ゴキブリ愛が止まらない!ゴキブリストが語るベストオブゴキブリ

「今日は気兼ねなくゴキブリの話しができます」と、テンション高めの柳澤さん。その気持ち、よく分かります!

「皆さんゴキブリ好きですよね?」と、観客に有無を言わさぬ質問から始まった、ゴキブリスト柳澤さんのプレゼンテーション。もちろん会場には、「はい」と答える方や、無言でしっかりと頷く方がたくさんいらっしゃいました。

そして、自身で飼育した経験のあるゴキブリ102種類の中から、とくに好きなゴキブリ8種を「ゴキブリストが選ぶゴキブリグランプリ」と題して紹介くださるとのこと。どんなゴキブリがランクインしているのか、ゴキラボ編集部の期待は高まります!


「ルリゴキブリ」について熱弁する柳澤さん。

まず登場したのは「ルリゴキブリ」(8位)。柳澤さんいわく、「美しさが飛び抜けていて、仕事へ行く前に見るとテンションが上がり、帰宅後に見ると心が癒される存在」だそうです。


「マダラゴキブリ」が羽化した瞬間。ガラス細工のように美しい!

続いてランクインした「マダラゴキブリ」(7位)は、害虫から身を守るために水に潜る種類。ゴキブリが水に強いことは知っていたけれど、ここまで潜るなんて! とゴキラボ編集部もびっくりでした。さらに驚いたのは、羽化した瞬間の写真です。真っ白の体に、オレンジ色の斑紋があり、本当にキレイ! 観客席からも歓声が上がっていました。


「ヒメマルゴキブリ」は幼虫とメスだけが丸くなります。

「ゴキブリストが選ぶゴキブリグランプリ」に選ばれたゴキブリの中には、実物が展示されているものもありました。なかでも人気だったのが「ヒメマルゴキブリ」(5位)。ダンゴムシのようなフォルムから、くるんと丸くなる姿に、ゴキラボ編集部も胸キュンでした!


見事1位に輝いた「ブラベルスギガンテウス」。体長が73mm~85mmとビックサイズ!

そして、当日一番の歓声が上がった「ブラベルスギガンテウス」(1位)。なんと干しシイタケの香りがするということですが、柳澤さんの選定理由はそれだけじゃないのだとか。


「この部分が笑っている顔に見えるんです」と力説する柳澤さん。

実は、「ブラベルスギガンテウス」(1位)は、前胸部に笑った顔「(‘ω‘ )」の模様をもつゴキブリなのです。その愛くるしい模様に、観客全員が虜になっちゃいました。
約45分にわたった「ゴキブリストが選ぶゴキブリグランプリ」の発表。柳澤さんは、今回のような大人向けのイベントへの参加は初めてだったそうですが、ゴキブリへの熱意と愛情がビシバシ伝わってきて、私たちの胸を熱くさせてくれました!

ムースにサワー!魅惑の昆虫食を実食


イベントオリジナルのメニュー表。昆虫食のほかに、いくさばらとれはさんの大東島土産、ラム酒もありました。

会場では、いくさばらとれはさんお手製の昆虫フードやドリンクの販売も。好奇心&食欲旺盛なゴキラボ編集部も、さっそく試食してみました。


「フェモラータオオモモブトハムシ(Sagra femorata)のミルクムース」500円。イチゴの左下に見える薄茶色のモノが前蛹です。

1品目は、フェモラータオオモモブトハムシの前蛹を使ったスイーツ。熟成すると杏仁豆腐の味がするという前蛹が、そのままの姿でムースに入っています。
噛むとプチっとはじける前蛹は、クリーミーで少し香ばしく、ムースとの相性抜群!
ただし残念ながら、4人中2人は食感が苦手ということで一口で終了でした……。ごめんなさい。


「キリガの季節!糖蜜トラップサワー」アルコール割り600円、ノンアルコール500円

蛾を採集するときに使う糖蜜シロップをアルコールで割った一杯。材料は、酢と黒糖とリンゴジュースということで、すっきりさわやかな飲み心地でした。これなら何杯でも飲めそう! 蛾が寄ってくるのも頷けます。


「キリガの季節!糖蜜トラップサワー」を飲むゴキラボ編集部メンバー。「リンゴ酢サワーみたいですね」と、お気に召した様子。

そのほか、物販コーナーでは、昆虫柄の灰皿やポーチ、缶バッジなどの販売が行われていました。どれもオシャレなデザインで、お土産に購入される方も多かったです。

実はなんと、このイベントには、昆虫食の第一人者ともいえる内山昭一さんがいらしていました!!会場に入ったときから、どこかでお見かけしたようなお顔……と思っていたのですが、物販コーナーに座っておられたのです!(ご著書拝読しております!)


(写真手前)みたらし団子味のゴキブリ(フラットヒッシングローチ)について静かに語る内山さん

蛾の伝道師と昆虫王も登場!


(写真左)蛾の伝道師と呼ばれている川北和倫さん。

蛾をこよなく愛する川北和倫さんは、春の訪れを告げる蛾をプレゼンテーション。草原に生息する「フチグロトゲエダシャク」(Nyssiodes lefuarius)や、ペルシャ絨毯のよう美しい羽を持つ「イボタガ」(Brahmaea japonica)などのお話をしてくださいました。

幼い頃からの英才教育のおかげか、お子さんも蛾のお世話をしてくれることがあるというエピソードに、幼い子を持つ編集部員は、「ゴキブリ英才教育の在り方について考えさせられた」と感想を漏らしていました。


長畑直和さんはTVチャンピオン出演時のエピソードも披露!

トリを飾った初代昆虫王の長畑直和さんは、「サターンオオカブト」(Dynastes satanas)を捕獲した時の、ボリビア滞在記を貴重な写真とともに紹介してくださいました。昆虫の話だけではなく、ボリビアの魅力(かなりの毒も入っていましたけれども……)が満載でした。なかでも、長畑さんに写真を撮ってもらおうと一張羅を着て続々と集合するボリビアの人たちの笑顔は忘れられません。

「昆虫の話をしよう。vol.1」のまとめ

昆虫のスペシャリストによるお話は、昆虫初心者でも楽しめる話題から、マニアックな情報まで、とても幅広く、あっという間に3時間が経っていました。とくに印象に残ったのは、長畑直和さんがおっしゃっていた「虫屋は虫を好きになったきっかけなどない」という言葉。観客席だけでなく、出演者さん全員がうなずいていて、昆虫好きの奥深さを実感しました。そして、普段はあまり出遭えないゴキブリ好きな方々に出遭えたことが何よりの喜びでした! ゴキラボでもいつかイベントを催してみたいものです。

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